時効援用サポートサービスの対応事例

~突然、家に督促訪問があったら? 

こんにちは。
私は、一般の方々に向けて法律関係のトラブルや判例などを紹介したり解説したりする仕事をしています。法律問題といってもあまり身近に感じない方が多いかもしれませんが、いざトラブルに直面したときに法律についての知識があればスムーズに解決できることがあります。

例えば、過去に借金の滞納があって借金取りが自宅の前でスタンバイをしていたら・・・
ドラマや映画で見られるようなこんな状況も、法律を使って解決できる可能性があります。法律が自分自身の身を守ってくれるということです。

今回の相談事例はまさにそのような事例です。

突然、家庭に過去の借金の督促がやってきた相談者さんは解決する手段を求めて行政書士事務所に相談をされました。そして、結果的に時効援用という法律の制度を使って相談者さんは借金の問題も督促のスタッフが突然家にやってくる問題も無事に解決できたのです。

今回は、その一連の流れや経緯を紹介し、法律的な問題について紹介します。

時効援用の相談電話(相談者さんのプロフィール)

まずは、相談者さんのプロフィールについて紹介します。

今回の相談者さんは30代の女性です。ある日の午前中、相談者さんが家庭で掃除機をかけていたら玄関のチャイムが鳴りました。最初は掃除機の音でチャイム音に気が付かなかったのですが、どうも2度・3度とチャイムが押されたようです。来訪者はさらに玄関の扉をドンドンと叩きました。

相談者さんは、何事かと思って玄関に出てみると、「クレジットカード(エポスカード)の滞納についての返済方法について相談をしたい」と早口で言われました。滞納は何年も前のことで、ここ数年滞納もなかったので相談者さん自身すっかり忘れていたのですが、確かに相談者さんには過去に支払いができなくなったクレジットカードの滞納がありました。

突然のことで面食らった相談者さんは、「ちょっと家事で忙しいので・・・」とドアを閉じようとしましたが、来訪者は全く諦めてくれません。強い力でドアを開けようして、その間何度も何度も「支払いの返済の件で相談をさせてください」としつこく話すので、相談者さんは怖くなってしまいましました。

相談者さんのプロフィール
年齢 30代前半
性別 女性
職業

主婦

家族構成

夫婦世帯

相談内容

以前に保有していたクレジットカードのキャッシングとショッピング。請求額は利子と延滞滞納金を含めて120万円近くある。

相談者の要望

借金問題を時効援用によって解決して、債権回収業者が家に来るのをストップさせたい

相談の
きっかけ

相談者本人が忘れていたこともあり、夫は借金の存在を聞いて驚きますが、何とか解決できるように協力していこうという姿勢。しかし、借金の返済をするのは、一括にせよ分割にせよかなり経済状況が厳しい。

結局何とか強引にドアを閉めてしっかりと施錠をしたのでその日はそれ以上の督促を受けることはなかったのですが、闇金融などではなく普通のクレジットカードの滞納をしたことで自宅まで押しかけられてしまったという事実に、相談者さんはすっかり怖くなってしまいました。

その夜、相談者さんの夫が帰宅し、相談者さん自身少し冷静になってから話し合いをしたところ、もしかしたら時効援用の制度が自分たちにとっては使用できるかもしれない、ということに気が付きました。相談者さんは、翌朝早速、時効援用のサポートを行っている行政書士事務所に相談電話をされました。

では、電話の内容を見ていきましょう。

時効援用の相談内容

もしもし・・・早速時効援用のサービスについて1点相談したいことがあるんですが・・・

ありがとうございます。では、具体的な相談内容について教えていただけますか?

はい。
昨日、自宅で家事をしていたら突然、家に借金の回収の人がやってきたんです。エムアールアイ債権回収という会社名を名乗られました。でも、今の状況ではお金を払うこともできないし、かといってこれから何度も取り立てに来られても怖いので、何とか回収の人が家にやってこないようにできないかと思って。

そうなんですね。エムアールアイ債権回収は債権回収業者ですね。ちなみに、以前にクレジットカードや銀行の借金返済などの滞納は心当たりがありますか?

はい。心当たりはあります。
というか、しばらく忘れていたんですけど、昨日自宅を訪問されたことではっきりと思い出しました。実は、それまで督促のハガキが来ない状態が長く続いていたので安心して、知らないうちに解決したんじゃないかって勝手に思ってたんです・・・。
滞納の内容なんですが、前に、エポスカードというクレジットカードを持っていたんですけど、エポスカードのキャッシングとショッピングで滞納があったんです。

そうなんですね。滞納は1件のみですか?

はい。エポスカードの1件だけです。金額は、利子も含めると120万円くらいあるみたいです。
ただ、かなり前の借金なので、絶対に時効を迎えているんじゃないかと思って。

120万円の借金が1件ですね?
クレジットカードの滞納について時効援用を申請するには、借金をして最後に返済をしてから5年以上が経過している必要があるんですけど、最後に返済をしてから5年以上経過していますか?

はい。5年は絶対に経っています。エポスカードを使っていたのが、10年くらい前のことなので。

では、その最後の支払いから今日までの間に、支払い方法の相談とか利子の免除などについて債権者の方と相談をしたことはありませんでしたか?
例えば昨日突然家に来られた時に、「支払いを待ってほしい」「今の経済状況では払えない」などのような借金を認めるような発言をされていませんか?
借金の存在を認めるような発言をしてしまうと、期間のカウントが0からに戻ってしまうんですよ。

はい。それも大丈夫です。知らない電話番号からの電話は一切取らないので、相手方と電話で話したことはありませんし、昨日も「忙しいから」とだけ言ってドアを閉めました。それなら大丈夫ですよね?

はい。話を聞く限りは大丈夫だと思います。
自宅に訪問された際に相手方がレコーダーを持っていて、会話の内容が時効の成立を妨げる証拠になってしまうケースがあるんですが、「忙しい」としか言っていなければ、借金を認める証拠にはなりません。
あと、この数年の間に裁判を起こされたことはありませんか?

裁判は起こされていないと思います。裁判を起こされた時には、どのように私に知らされるんですか?

裁判所からご自宅に裁判の通知が届きます。
通知に気づかなかったり、通知を無視したりした場合にはそのまま裁判がスタートしてしまうので、中には裁判を起こされていたことに気が付かない方もいらっしゃいますが・・・

それでしたら、大丈夫です。
郵便物は結構細かくチェックしますが、裁判所からの通知は一度も家に届いたことはありません。絶対に大丈夫です。実家に到着した場合でも、両親が届いた郵便物について教えてくれるので問題ないと思います。

わかりました。今までのお話の通りでしたら、時効援用にて借金をゼロにできる可能性は高いです。
時効援用をすれば法律上借金がなくなりますので、昨日のように突然自宅に回収業者が来ることもなくなります。もちろん、はがきなどでの督促や請求の電話がかかってくることもなくなります。

では、ぜひ時効援用サポートの手続きをお願いします。昨日みたいに突然家に来られたら落ち着いて生活することができません。それに主人にも合わせる顔がないというか・・・

かしこまりました。ありがとうございます。
確かに、今回のように相手方が自宅まで請求に来られると、先ほどお伝えしたようにうっかり債務の承認をしてしまうケースもあるので早めに時効援用を申請した方がいいですね。料金を一部支払ったり返済方法の相談をしたりすることを債務の承認というんですが、そうすると、時効がリセットされてしまいますので。

はい。不用意に対応しないように気を付けます。取り立ての人が自宅に来るのは困りますけど、120万円を支払うのも無理ですから。

では、借金の詳細が分かるものはありますか?
最終的な請求書や督促状などがあればスムーズに手続きが進められるんですが・・・

えーと、ちょっと請求書はしまい込んであるかもしれないので、あとで確認してみます。主人にも聞いて・・・多分、何とか見つけられると思います。他に必要な物はありますか?

では、もし書類が見つかったら、一度こちらまで電話連絡ください。あと、相談者さんの身分証と、サービスの費用の準備をお願いします。身分証や請求書は、LINEやメールなどで写真を添付していただければOKですので。

わかりました。では、主人とも最終的に相談をして、準備を進めたいと思います。

はい。ぜひよろしくお願いいたします。他に、何か質問などございませんか?

電話相談のポイント解説

ここまでで、いったんポイントを整理します。

今回の相談の大きなポイントは、債権者側が自宅まで督促に来ているという点です。

電話やはがきの督促でもかなりのプレッシャーを感じると思いますが、自宅まで来られるというのは相当大きなプレッシャーです。

料金の支払いを滞納していると、債権者が自宅まで料金の取り立てに来ることはあるの?

借金の督促といえば、はがきや封筒などの書面での督促状と電話での督促が一般的です。しかし、今回の相談事例のように自宅まで債権者(債権回収代行業者)がやってくる可能性もあります。

例えば、督促の電話をかけても一向に電話つながらない場合などに、一歩踏み込んだ手段としてこのような手段が取られることが多いです。

自宅への訪問は、事前に債権者から自宅訪問勧告書が送付されるケースもありますが、その場合でも具体的な期日が記載されているわけではありません。従って、債務者の立場から見た場合には突然の訪問に面食らってしまうケースが多いでしょう。

今回の相談者さんの場合は、「知らない電話番号からの着信は取らない」ということでしたので、相談者さんが気づかないうちに債権回収代行業者からの電話連絡を無視していた可能性は高いでしょう。

債権者の自宅訪問は違法じゃないの?

債権者の自宅訪問は、とても強いプレッシャーがあり債務者の方からすれば生活を脅かされるような感じがするかもしれません。そこで、債権者の自宅訪問は違法じゃないの?と考える方もいるかもしれませんね。

結論から言えば、午前8時から午後9時までの取り立ては違法ではありません

ただし、債務者の生活を脅かすような取り立て方法については、貸金業法で規制がされています。主な例を紹介すると以下のようなケースです。

貸金業法で規制されている例

  • 正当な理由がないのに社会通念上不適当な時間に電話や自宅訪問をすること
  • 正当な理由がないのに、勤務先や自宅以外に電話や訪問をすること
  • 自宅や勤務先で債務者からその場を退去するように言われたにもかかわらず、退去せずにしつこく居続けること

正当な理由」に関しては、ケースバイケースになりますが、電話やはがきの連絡を無視したうえに、既定の時間に何度訪問しても連絡がつかない状況が続くと「正当な理由」として認められる可能性があります。

また、勤務先への訪問は禁止されていますが、お客や取引先などを装って訪問を試みる債権業者もあります。さらに、保証人や連帯保証人の自宅も債権者が訪問する可能性のある場所です。

勤務先への訪問など禁止された行為なので債権者側にも問題がありますが、債権者が最初から勤務先に訪問してくる可能性はほとんどないので、自宅訪問をされたときなどや電話連絡が頻繁にかかってくるようになった時などの段階で適切な対応をするように心がけてください。

自宅まで料金の回収に来られた時の注意点は?

債権者や債権回収業者が自宅まで料金の回収に来た時の最大の注意点は、債務の承認にあたる行動をしてしまわないことです。督促のプレッシャーからつい、債務の承認をしてしまうケースは珍しくありません。債務の承認をしてしまうと時効期間がリセットされてしまい、時効援用ができなくなってしまいます。

債務の承認とは、簡単にいえば借金があるということを認めることです。具体的には次のような行動が債務の承認にあたります。

借金の残額の一部を支払う(支払う金額は関係ありません。1円でも支払えば債務の承認にあたります)

といったお願いをするケースでも借金の存在を認めていることになるので債務の承認にあたります。相手方から、利子の免除や分割支払いの提案などをされることもありますが、この提案に応じるケースも債務の承認にあたります。

自宅に債権者が現れた場合は、借金の返済を迫るよりもむしろ債務の承認が目的の場合が多いでしょう。

また、こうした際の会話を時効の中断の証拠とするべく、債権者はICレコーダーなどで録音をしている可能性が考えられます。不用意な発言をしてしまわないためにも、できるだけ余計な会話をしないように最大限の注意が必要です。

訪問されたり和解提案書などが届いても慌てずに、まずは専門家へ状況をご相談ください。

債権者からの訪問に家族が応対した場合

債務者本人が留守のケースで、家族が債権者の自宅訪問に鉢合わせをしてしまう可能性があります。その場合の対応方法についてはどのようにすればよいでしょうか?

家族が連帯保証人になっている場合を除けば、本人の不在を理由に帰ってもらうようにしておけば問題ありません。債権者は、本人以外に対して請求することができません。
例え、相手が家族の場合でも同様です。逆にそれでも居続けられるようであれば、債務者側が違法な取り立てに該当する可能性があります。

株式会社エムアールアイ債権回収について

株式会社エムアールアイ債権回収とは、本来の債権者に代わって料金を請求する債権回収業者(=サービサー)です。

具体的には以下の債権回収代行をしています。

  • スルガ銀行
  • エポスカード
  • ゼロファースト
  • ビューカード

今回の相談者の方もエポスカードでの滞納が元々の発端でしたね。

消費者金融やクレジットカードの支払い滞納の場合には、それぞれの業者が直接請求をするケースもありますが、エムアールアイ債権回収のような債権回収業者が請求を代行するケースもよくあります。

サービサーは債権回収業務だけを専属で行っているのでいわば料金の回収に関するプロフェッショナルです。

やみくもに電話や訪問で督促をかけるのではなく、時効の成立をさせないような工夫や対応がされることも多いので、気を付けましょう。

例えば、今回の相談者さんの督促状ですが、名称を「減額和解のご提案」として、債務者の心理をだいぶやわらげるタイトルとなっています。また、和解に応じた場合の遅延損害金の免除という大きなメリットを提案しています。こうした提案はとても魅力的に見える場合もありますが、必ずしも債務者にとってベストな方法ではないことを常に頭に置いておきましょう。

クレジットカードのショッピングとキャッシングについて

クレジットカードにはショッピング機能とキャッシング機能があります。

ショッピング機能とは、買い物の際の決済方法としてクレジットカードを利用できる機能です。いわゆる一般的なクレジットカード機能で、インターネットショッピングやお店での買い物の他に、高速道路の通行料などもショッピング機能を使っての決済となります。

クレジットカードのショッピング機能を利用すると、後日登録した金融機関の口座から利用料金が引き落とされます。そして、口座残高が不足した場合に、滞納になってしまいます。

キャッシング機能とは、クレジットカード会社と提携している銀行やコンビニATMからお金を引き出し、クレジットカード会社からお金を借りる機能です。ショッピング機能と同じように、後日登録している金融機関からの引き落としされ、口座残高が不足していると滞納になってしまいます。

今回の相談者さんの場合には、ショッピング機能とキャッシング機能の両方で滞納がありました。利息分と延滞分を含めて120万円近くの請求額があがっています。

利息と延滞損害金

借金や支払いを滞納してしまった場合、元々借りたお金(=元金)以外に、利息と遅延損害金がかかります。利息は、滞納しなくてもかかることが多いのでおなじみだと思います。利息と延滞損害金は一見とてもよく似ていますが、以下のような違いがあります。

利息

お金を貸してもらったことに対する見返りとしての意味を持ちます。返済期日まで、一定の割合で利息が発生します。利息の割合は、契約書で個別に取り決めをしますが、法律で上限となる利率が設定されています。

遅延損害金

遅延損害金は、期日までに支払いがされなかったことによるペナルティーの意味を持ちます。従って、返済期日以降の支払いが滞っている期間に対して「残金×遅延損害金率」で計算します。

このように性質の違う両者ですが、遅延損害金も残金に利率をかけて計算するという点では同じです。そこで、遅延損害金のことを遅延利息ということもあります。

今回の相談者さんの例では、元金、利息、遅延損害金は以下のようになっています(キャッシングとショッピング合算)。

元金

¥468,776

利息

¥43,306

遅延損害金

¥602,539

合計

¥1,114,621

遅延損害金が非常に膨らみ、元金以上に大きくなっていることが確認できます。

長期間にわたって支払いが滞れば滞るほどこのように損害が大きくなってしまい、返済も困難を極めます。また、このような利息や損害金の大きさから、つい「利息だけでも免除してほしい」と債権者に対して言いたくなってしまうこともあるかもしれないので、注意が必要です。

対処が遅くなれば遅くなるほど損害金も膨らんでしまいます。毎月の利息や損害金よりも少ない費用で時効援用の手続きができるかもしれません。

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時効援用後の結果について

今回の相談者さんの結果について、ちょうど時効援用の書類を送付してから3か月くらいが経過した際に相談者さんからかかってきた電話での内容を紹介します。

もしもし・・・先日時効援用のサポートを依頼した相談者ですが・・・

いつもお世話になっております。いかがなさいましたか?

あの後、特にエムアールアイ債権回収からもエポスカードからも連絡が来てないのでどうなのかな・・・と思いまして。

そうなんですね。エムアールアイ債権回収から時効不成立の書類は到着していませんか?

はい。書面も電話も一切ありません。

自宅訪問はどうですか?

それもないですね。だから時効援用が成立したのかなと思ってはいるんですけど・・・

はい。確かに時効援用の手続きが完了しても特に通知がない場合も多いので時効援用が成立しているとみて間違いないと思います。逆に時効援用不成立の際には、すぐに不成立の通知が届きますので。

では、安心して大丈夫ということですね。すごく、ホッとしました。もし、あのまま時効援用の手続きを取っていなければ、今頃は頻繁に自宅に債権者が来ているかもしれないということですよね?

そうですね。規制があるので、毎日のように債権者が来るということはないと思いますが、それでも大きなプレッシャーになっていたかもしれませんね。

ありがとうございます。

もし、時効援用が完了したことを確かめたい時には、債権者、今回のケースではエムアールアイ債権回収業者ですが、直接電話で問い合わせれば確認できますよ。また、クレジットカードの登録やローンの契約をしたい時には、個人信用情報機関に問い合わせればご自身の信用情報についても確認できます

そうなんですね。分かりました。また、クレジットカードを登録することもできるんですか?

そうですね。エポスカードについては今回の件で審査が降りないと思いますが、その他のクレジットカードであれば審査に通る可能性がありますよ。個人信用情報機関の事故情報がいつ消えるかにもよるんですけど、早いケースでは時効援用から2~3か月程度、長いケースでは時効援用から5年間程度で事故情報が消えるはずです。クレジットカードの登録やローンの契約には収入や勤続年数などのその他の状況も含めて審査されるので、必ず審査に通るとは申し上げられませんが、事故情報が消去されれば審査に通る可能性が上がることは間違いないですよ。

分かりました。この度は、本当にありがとうございました。

まとめ

今回紹介した事例では、相談者さんの自宅に債権者が訪問をしてこられたケースです。

債権者が自宅訪問をする理由は様々です。

・長く不明になっていた債務者の住所が確認できた

・債権が時効を迎えてしまった(時効になりそう)ので、債務承認によりなんとかして債権を回収したい

・債権譲渡により債権者が変わった(例えば、エポスカードから債権回収代行業者であるエムアールアイ債権回収株式会社に移行になった場合など)

債務者にとって気を付けたいのは、プレッシャーから債務の承認をしてしまい、時効期間をリセットしてしまわないことです。せっかく時効が成立しているケースでも、債務の承認をしてしまったら時効援用は成立しません

また、自宅に訪問をされたときには、今後の訪問も激化する可能性があります。迅速な対応をしなければ、対応が後手に回り不利な条件での返済が取り決められてしまう可能性が増します。

今回の相談者さんは、急な自宅訪問にも関わらず適切な対応を行い、結果的に時効援用が成立しています。同じような状況で悩まれている方がいらっしゃったらぜひ参考にしていただけたらと思います。