2019.07.09更新

自動車ローンに通らない3つの原因と通らない時の対処法

車を買いたいのに自動車ローンに通らない・・・
なかなか自動車を一括購入というわけにもいかないと思いますので、ローンに通らなければ車を購入できる可能性が大きく下がってしまいます。

ローンに通らない理由にはどんな理由があるのでしょうか?そして自動車を無事ゲットするためにはどうすればいいのでしょうか?

今回は、自動車ローンに通らない時の原因と対策について解説します。

車のローンの主な審査基準はたったの3つ!

マイカーローンの審査でみられる項目は主に3つの項目のみです。

審査される項目を理解していればローンに通らない原因が特定しやすいですし、スムーズに対策をとることができます。

そこで審査項目を紹介します。

ポイント1
個人信用情報機関での事故歴・照会件数

最も重視されるのが、個人信用情報機関での事故歴照会件数です。

事故歴とは言っても自動車事故のことではなくて、借金返済やクレジットカード引き落としの延滞や自己破産・債権整理などのお金に関するトラブルのことです。このようなトラブルがあるとCICやJICC、KSCなどの個人信用情報機関に「事故情報」が登録されています。いわゆる「ブラックリスト」です。

事故情報は5年もしくは10年、個人信用情報機関に記録が残ってしまい、この期間中はローンがほとんど通らなくなってしまいます。

照会件数とは、6か月以内ローンの申し込みやクレジットカードの申し込みをした件数です。

自動車ローンがなかなか通らない時に、自動車購入をあきらめたくなくて金融機関を変えて何度かローンの申し込みをされることもあると思います。
しかし、ローンの申し込みを繰り返すと審査に通りにくくなってしまいます。

個人信用情報機関での事故歴や照会件数の確認に関してはこちらで詳しく解説しています。

ポイント2
他社での借り入れ状況や契約件数など

住宅ローンや消費者金融でのローンなどはすべて上述の個人信用情報機関に登録されます。

他の借金やローンがあれば自動車ローンは全く組めないということはありませんが、金融機関が「無理なく返済できる」と判断する基準を下回った場合には自動車ローンに通りません。

もし他社での借金残高が多い場合には、繰り上げ返済などで残高を減らせればローンに通りやすくなります。

ポイント3
契約者の属性審査

年齢、職業、勤務先、年収、勤続年数など契約者本人の属性に関する基準です。
将来ローンがきちんと返済できるかどうか、ということですね。

自動車ローンの場合、この中で最も重視されるのは勤続年数で、3年以上の勤続年数があればローンに通りやすいといわれています。

続いて重要なのが年収です。もちろん、年収は高いことに越したことはありませんが、自動車を担保に設定するのでよほど高額なローンを申し込まなければそこまで厳しく審査されません。重要なポイントは、ローンの金額が収入に対して無理のない範囲であるか否かです。年収の面で不安がある場合は、以下の工夫をすることで審査が通りやすくなります。

  1. 頭金を用意する
  2. 返済期間を長く設定する
  3. 購入する車のオプションを減らしたり、グレードを一つ下げたりする

カーローンの審査項目って、とてもシンプルなんですね。

そう。シンプルなんだけど、この中で特に注意したいのは個人信用情報機関で事故情報があるときだね。次の章では、事故歴が付いた方のための対処方法について解説します。

ブラックリストに入っていても車を購入したいときはどうしたらいいの?

ブラックリストに入ってしまうとなかなかローンは通りませんが、自動車がないと生活に支障をきたしてしまう方や著しく不便になってしまう方もいらっしゃると思います。

そのような方のために、ブラックリストに入っていても車を購入したい時の対処法について解説します。

事故歴はいったん掲載されたら、自分ではどうしても消せない

残念ながら、ブラックリストにいったん掲載されてしまうとどんな手段を使ってもリストから消してもらうことはできません

例えば借金の延滞をしていてブラックリストに載ってしまった場合でも、借金を返済したからすぐにブラックリストから消えるかといえばそういうわけではありません。

借金の完済から5年間、自己破産の場合は10年間、必ず「事故歴」として記載されてしまいます。

従って、最初に行わなければならないのは借金・未払い金の完済です(延滞によるブラックリスト入りの場合)。

借金は時効期間が経過している場合、帳消しにできることもある

しかしながら、借金の完済は簡単なことではありません。
長年返済が滞っていると、利子や延滞金により借りたときのお金よりも返済しなければならない額がかなり高額になっていることもあるでしょう。

そこで、一つ確認をしていただきたいことがあります。

借金の支払いを最後にしたのが何年前だったかの確認です。もし最後の支払いが5年以上前だった場合、その借金には時効が成立している可能性があります(ただし、その間に貸主から裁判訴訟や差し押さえがされた場合や、貸主と返済方法の相談などをした場合は、時効は不成立になります)。

こうして「時効が成立するので支払いません」と主張することを時効援用といいます。時効援用は、時効期間が経過しただけでは成立しないため、必要な手続きを取る必要があります。詳しくはこちらにて解説しています。

もし、借金を帳消しにすることができれば、生活の立て直しがかなりスムーズになると思います。時効援用の手続きがうまくできるかどうか不安のある方は、手続きのサポートを行っている弁護士事務所や行政書士事務所がありますので、相談されてみてはいかがでしょうか。

👇借金の時効に関してのご相談はこちらから👇

お金が増える理想的な家計サイクルにする

時効援用をした際に、ブラックリストから抹消されるか否かは個人信用情報機関の判断次第ですが、通常は時効援用から5年間ブラックリストに入ったままになります。

しかし、借金が0になることで生活の立て直しをしやすくなるのは間違いありません。
ブラックリストに入っていても自動車ローンが組める可能性はかなり低いですが、以下の条件を満たした場合はローンが組めるかもしれません。

  1. 社会的に信用のある会社で長く務めている
  2. 収入が多い
  3. 他の借り入れがない
  4. まとまった頭金がある
  5. 完済のあと、延滞が一度も発生していない

このように、金融機関から「信頼できる」と判断される材料を揃えれば、マイカーローンを組める可能性も0ではありません。

ハードルは非常に高いですが、時効援用をきっかけにこのような状態になれるようにぜひ目標としてみてください。実際、ここまでもっていくのは相当大変ですが、月々の収支をプラスにすることは非常に大切なことです。

すぐに車が必要な方の購入方法

生活のためにどうしてもすぐに自動車が必要な方、すぐにとは言わないけど5年も待つのはさすがにムリ・・・という方のための自動車の購入方法について紹介します。

身内からお金を借りる

一つ目の方法は、身内の方からお金を借りることです。もちろん、身内とはいえ、きちんと返済できることが前提です。

配偶者名義でローンを組む

二つ目の方法は、配偶者名義でローンを組む方法です。
主婦の妻名義でのローンを組みたい時は、アルバイトやパート勤務をしている必要がありますが、信用情報の事故歴は基本的には家族には影響しないため、ローンが通る可能性があります。ただし、事故歴があると保証人にもなれないので、保証人の確保も必要です。

ディーラーの自社ローンを利用する

三つめは、リスクが高いですがディーラーの自社ローンを利用することです。
自社ローンは頭金が必ず必要なことや返済できなかったときに自動車をすぐに差し押さえられてしまうことなどリスクが大きいですが、頼れる身内の方がいない場合には、解決策の一つとなるでしょう。

まずはマイナスを0にして、それから生活を立て直していくということですね。

車の購入だけではなく、住宅ローンやクレジットカードの加入、ETCカードの利用など、事故情報の履歴があると生活に大きく支障をきたすので、早急に対応しましょう。

まとめ

自動車ローンに通らない時の原因と対応について解説しました。

ローンの主な原因は3つだけなので、あてはまる原因があるかどうかご自身の状況を確認しましょう。

3つの原因の中で最も対応が難しいのがブラックリストに載ってしまったケースです。ブラックリストに載ってしまった状態から自動車を購入するには、①借金を0にする②収入を+にして信用を積み重ねるとともに購入方法を検討するという2つのステップで考えましょう。

そしてもし時効期間が経過しているなら、時効援用により借金を帳消しにできる場合もあります。時効援用のサポートや効果が気になる方は専門家までぜひご相談ください。過去の記憶が曖昧という方でも、信用情報の代行開示も依頼できるので解決策が見つかるかもしれません。