2021.10.20更新

借金を早く返済するためにはどんな計画が必要?

まず、借金にはどのような種類があるでしょうか。

サラ金(消費者金融) / クレジット会社による商品購入代金の残債務
住宅ローン債務 / 奨学金債務
友人・親族・勤務先からの借り入れ / 家賃・水道光熱費の滞納
税金の滞納/闇金業者からの借り入れ
保証人のついている借金 / 自らが保証人となっている保証債務
完済した消費者金融等の借入

上記の通り、借金と一言で言っても多くの種類があります。
支払い計画を立てるためには、今の現状を把握する必要があります。
債務を抱えている方には、どんなに小さな額の借金でも、すべての借金を明らかにしていただきたいものです。

借金を返済するにあたって、借入状況や収支状況を把握するのみではなく、
最適な借金返済方法は異なりますが、下記4点も必要でしょう。

●なるべく低い利率で返済する
●手元に大きな金額が入るときは返済を優先させる
●節約、副業、転職を検討する
●債務整理を検討する

借金を滞納している場合はなるべく早く時効援用や債務整理を行ったほうがいい場合があるので、何らかの善処をする場合は早めに相談されるのが良いでしょう。

本日はこの中でも多くの債務を抱えがちな
クレジット会社による商品購入代金の残債務】に関してもう少しお話していきます。

クレジットカードの利用で支払い方法に
一括分割リボ払いボーナス一回払いという4つの方法がございます。
一括払いは日頃のお買い物として主に用いられる支払方法ですし、 少し大きなお買い物をされるのであれば、支払い回数を指定して複数回に分けて支払う分割払いが用いられます。

債務がなかなか減らなくて悩まれるほとんどの方はやみくもに「分割払い」か「リボ払い」を利用していることがほとんどです。

それはなぜでしょうか?

リボ払いは返済回数が分かりにくいという特徴があります。

リボ払いは、利用残高に応じて決まる一定の金額を、月1回程度のペースで少しずつ支払っていく返済方法です。

一回払いや分割払いが先に返済回数が決まっていることに対して、リボ払いは「先に1回あたりの返済額が決まる」という仕組みになっています。

実際に支払うことになる月々の返済額は、カード会社・ローン会社によって異なります。
注意すべきは、1回あたりの返済額が少ないほど、支払い終わるまでの期間は長引くということ。
例えば、30万円をリボ払いする場合、返済額による支払回数の違いは以下のようになります(金利は年18.0%とします)。

無理のない返済計画を立てようとしても、「いつになったらこの返済が終わるのか?」というものを予め見据えておかなければ、なかなか残債務は減りません。
毎月の返済額が少ない方は支払期間が長引きますので、これには気を付けなければならないです。
いまリボ払いをしている方にとっては、「自分が毎月1,000円ずつ多めに支払ったとしたら、支払回数はどれくらい減るのか」が気になることでしょう。

しかし、単純に「残高÷返済額」という計算をしても、正確な回数は導き出せません。

例えば、30万円を毎月1万円ずつ返済した場合、単純に計算すると「30回」で完済できるはずです。しかし、上表でご覧いただいた通り、1万円ずつリボ払いした場合の支払回数は「41回」と、11回もの差があります。

なぜ、このような差が生まれるのか?

それは、リボ払いでは金利と利用期間にもとづいて算出される「利息(利用手数料)」が発生するからです。
つまり、利用額+利息分の返済をしなければならないため、実際の支払回数を算出するには複雑な計算が必要となります。

結論、リボ払いを早く終わらせるためには、最低返済額以上の支払いを続けていくしかありません。

具体的には、以下のような方法があります。

方法1.毎月の返済額を増加

最もシンプルです。「カード会社に連絡して、月々の引き落とし額を増やしてもらう」というものです。
カード会社によっては対応してもらえないケースがあるのと、家計状況に合わせた柔軟な支払は難しくなるので注意が必要です。

方法2.毎月引き落とし後に追加で返済

コンビニ等に設置されているATMにカードを挿入し、手動で追加の返済を行う方法です。
自分自身で入金をする必要があるため、手間はかかってしまいますが、家計の状況にあわせた柔軟な支払ができます。 「余裕があるときだけ多めに返済したい」という方には、この方法が適していると思います。

方法3.ボーナス期などにまとめて追加返済

ボーナスのようにまとまったお金が入るタイミングで、一気に元金を減らすという方法です。

理想としては、このやり方で一括返済をすることです。それが難しいとしても、元金を多く減らせれば、効率よく支払回数と利息を減らせます。また、方法1・方法2と併用することで、より効果的にリボ払いを早く終わらせることができるでしょう

本来、リボ払いは月々の支払い負担を軽くするための仕組みです。
しかし、返済回数を把握することが難しいため、実際に利用すると「なかなか先が見えない」という状態になる可能性もあります。
そうなった場合、すこしでも早くリボ払いを終わらせるには、やはり月々の返済額を増やすほかありません。
どれぐらい返済すれば、終わらせることができるか…というのは、返済シミュレーションを活用してみるとよいでしょう。

返済を滞ると、信用情報にキズが付いてしまい、新たなローンが組めなくなってしまうなどの不便が生じます。
新たにクレジットカードの作成を検討している方はこういったことに気を付けて計画的に利用していくことを心がけましょう。

また、長年の債務があるかたは、時効を迎えていて帳消しになるチャンスですので、お心当たりある方は一度問い合わせてみましょう。