“ギャンブル”依存は競馬、パチンコだけじゃない!
皆さんゲームはお好きですか?
私たちが子供のころにやっていたテレビゲームは今でも人気ですが、今では生活に欠かせないスマホのゲームが主です。
スマホゲームはテレビゲームと違い、ユーザーの射幸心を煽る「ガチャ」要素があり、どっぷり浸かってしまい、
いつの間にか消費者金融から借金をしてしまう…なんてこともあります。
ギャンブルとゲームは一緒?
スマホゲームのガチャ要素は「運によっては最高レアのものが出るかもしれない」という射幸心を煽るものになります。
パチンコなどのギャンブルは射幸心を煽るものとして、年々規制をされ続けています。
実際にイギリスでは”ガチャ”は子どもをギャンブル依存症に陥らせる懸念があるとして、規制を設けつつあります。
もちろん、ゲーム内で集められる無料分でとどめられれば大丈夫だとは思いますが、限度を超えるか金は身を滅ぼしてしまいます。
実際にあった例をお話していきます。
Aさんの場合

子どもが私の携帯のゲームに課金してしまい、使用料金が20万を超えてしまいました。
ひとり親で支払が難しく、今では滞っている状態です。
目を離している隙に課金をしてしまったのだと思います。
友達が強い武器や、可愛い服を持っているとかなんとか…

子どもも悪気はなかったと思います。
でも、これからどうすればいいのかもわからなくて…

お金に関わることに関しては、全て保護者が管理しましょう。
子どもはお金がかかっている、お金を使っている自覚がありません。

お札や小銭など、目に見えるお金で課金をしているならまだしも、携帯キャリア決済やクレジットカードはお金を使っている感覚がありません。
大人でも思う人がいるので、子どもはなおさらです。
感染症の影響で、巣ごもりをしている家庭は多数いらっしゃると思います。
そんな中、“子供のゲーム課金”トラブルの相談件数が、2019年から1年間で約1.5倍にも増加しているとの事です。
国民生活センターがゲーム課金の相談について以下の5つの問題点があると指摘しています。
このような”子供の金銭トラブル”を防ぐには、家庭内で課金に関してのルールを話し合ったり、子ども用のアカウントを作ったり、ペアレンタルコントロール機能を使って課金を制限するなど、対策を行いましょう。
子供が保護者の許可なく課金をしてしまった場合は、消費生活センターなどへ相談したり、時効を迎えている場合は時効の援用で携帯料金の滞納を0にできます。
Bさんの場合

実家の介護や会社で疲れてしまい、現実を忘れさせてくれるゲームにどっぷりはまってしまいました。
画面の向こうでは装備も強く、周りに慕われている自分はパーティーにいなくてはならないと感じていました。

毎月の課金額は月の給料を超え、いつの間にか消費者金融に手を出してしまいました。
ガチャを引く瞬間、その一瞬だけとても気持ちよくて癖になってしまいました。
気が付いたら返済できずに借金が膨れ上がっていて
幸せなのはガチャを引くときだけ、現実に戻った時は絶望しかありません。

そういった状態の人は少なくありません。
実際に自己破産まで行ってしまう人もいらっしゃいます。
ゲームの課金は、「裁量免責」という制度で免責の対象になります。
自己破産は免責対象の借金が0になりますが、その分デメリットが大きく、制限もあります。

自己破産をしてしまうと、官報に住所が掲載されてしまったり、何かと自由を奪われてしまう可能性があります。
まずは今の借金が時効になっているかを確認し
時効を迎えているのであれば時効の援用をした方が、将来の不便は格段に減ります。
時効の援用を行うことによって信用情報の回復ができ、また手続きをしたときの負担はほとんどないです。
借金に追われ、人生に絶望しかないと思っている方、時効の援用で借金を0にしませんか?
まとめ
借金をまとめてチャラにしたい!とお考えの方、まずは一人で抱えることなく、知人や専門家に相談した方が、とてもすっきりすると思います。
まずは自分の借金が時効になっているかを確認しましょう。