2021.05.01更新

何故か借りているはずの借金が信用情報から勝手に消えている?

何故か借りているはずの借金が信用情報から勝手に消えている?

信用情報とは
クレジットカードやローンなどの信用取引に関する契約内容や、
返済・支払い状況・利用残高に関する客観的取引事実を表す情報です。

クレジットカードやローンの申し込みの際には必ず信用情報が審査され登録の可否に大きく影響します。
特に返済の延滞や債務整理などの事故歴は重要な意味を持ちます。

今回は信用情報はどのように更新されていくのかを解説します。

目次

  • 信用情報の概要
  • 借金が信用情報から消えることはある?
  • まとめ

信用情報の概要

信用情報って?

信用情報は信用取引の状況、つまりクレジットカードやローンなどの情報を表しています。
具体的には、クレジットカードや住宅・自動車ローンにまつわる情報のほかに、自己破産任意整理等の
債権整理歴などの情報が登録されています。

信用情報に基づいて返済能力を見極めるため、滞納債権整理を意味する「異動」の情報が
表記されていると、新たにクレジットカードやローン契約をすることが困難になってきます。

俗にいうブラックリストに載るというのは・・・

信用情報に傷がついてしまうとブラックリストに入ってしまうことになります。

でも信用情報って自分で登録するわけではないんですよね?
もしそうであれば改ざんし放題じゃないですか。

信用情報には登録する機関というものが存在するんです。

CIC、JICC、KSCと呼ばれるそれぞれの3社が同時に情報を登録し、延滞情報に関しては
CRIN(クリン)というネットワークで共有されています。

なので一つの会社で事故情報が登録されてしまうと、滞納した金額を完済し
一定期間が経過するまでは信用情報のキズは残り続けます。信用情報に関する詳しい情報はこちら

一度、延滞の情報が登録されてしまうと、5年間その情報が残るため、その間は新たにクレジットカードや
ローンを組む事が不可能になってしまいます。

返済が不可能になってしまった場合に放置をしておくと永久的に信用情報にキズが登録され続けることになります。

例えば、最終の支払いから5年以上経過した支払いに関しては時効援用により支払い義務をなくすことができる可能性がありますし、時効援用が利用できない場合でも任意整理により支払い総額を減らせる可能性があります。
(時効援用についてはこちらにて解説しています)

5年以上経過した滞納については時効援用制度を活用して帳消しにできるかもしれません。
一人で悩まずにまずは相談してみてください。

借金が信用情報から消えることはある?

先生!借金をしていてずっと返済していないのに信用情報から消えるなんてことはあるんでしょうか?

実は借金をしていても、
一度ブラックリストに載った事故情報が消えることがあるんです。

債権者は返済が滞った場合、
借主である債務者に対する債権を債権回収会社などに譲渡することがあり、その旨が信用情報機関にも報告され、
信用情報には「移管終了」と記載されます。


ですが、債権回収会社は信用情報機関に登録されているわけではないため、信用情報機関は債権譲渡から一定期間が経過すると、元の信用情報自体を削除してしまいます。

JICCでは債権が譲渡されてから1年

CICでは5年で抹消されます。

そのため債権が債権回収会社などに譲渡されると、いわゆるブラックリストと呼ばれる事故情報が消えることがあります。

しかし、信用情報に借金に関する情報が載っていなくても、現実には債権回収会社に対する借金は残っているので、信用情報に事故情報がない=借金がないというわけではありません。

時効援用を行えば借金も無効になるので、信用情報の傷も無くなるんですよね?

いいえ、残念ながら必ずしもそうなるわけではありません。

時効援用を行った場合、借金の支払い義務は無くなるが、借金自体は残るという考えが根本にあるため
お金を借りた相手にもよりますが、消滅時効の援用は認めても信用情報については何もしてくれない業者もいます。

自己破産の場合も時効援用と同様、法的な支払い義務は無くなりますが、借金自体は残ることになります。

まとめ

信用情報は、クレジットカードやローンなどの取引事実を表す情報になります。

支払の滞納や自己破産等の情報が登録されるとブラックリストに載ってしまいます。
その場合、時効援用を行っても信用情報からその情報が削除されるケースされないケース
があり、貸金業者によって対応が異なります。